訴追請求の仕方
(1) 訴追請求状の記載例
(2) 訴追請求状の記載要領
用紙はできるだけA4サイズを用いて、左余白を3cmほどあけて、下記の要領により作成してください。
@〜Eは、「(1)訴追請求状の記載例」で示している番号と符合しています。
@ | 表題は、「訴追請求状」と明記してください。 |
A | 作成した年月日を記入してください。 |
B | 訴追請求人御本人の住所・氏名・ふりがな等は、正確に記入してください。議決結果などの通知先となります。 |
C |
本文中に罷免の訴追を求めるという意思を明確にしてください。
例えば、
「下記の裁判官について弾劾による罷免の事由があると思われるので、罷免の訴追を求める。」
というような記載をしてください。
|
D | 訴追請求の事由が発生した時点の所属裁判所(支部)名及びその裁判官氏名を明記してください。 |
E |
訴追請求の事由は、具体的に、いつ、どこで、裁判官が何をどのようにしたのかを、わかりやすく簡潔に記載してください。 また、複数の裁判官に対して訴追請求する場合は、裁判官ごとに訴追請求事由を特定して、具体的にわかりやすく記載してください。 裁判官が担当した事件については、裁判所名、事件番号、原告・被告や弁護士の氏名等を記載してください。 |
記載内容が判然としないもの、判読できないものは、訴追請求状として受理できないことがあります。
また、過去において審議した事案と同一のものは、重ねて審議しない取扱いとなっております。
なお、提出した書類はお返しすることができませんので、添付する資料がある場合は、原本ではなく、そのコピーを送付してください。
(例)判決書などのコピー
(3) 訴追期間について
弾劾による罷免の事由が発生した時点(例えば判決の日)から3年を経過したときは、罷免の訴追をすることができなくなります(弾劾法12条)。この3年は、訴追請求状を訴追委員会に提出する期限ではなく、提出後に訴追委員会が訴追審査事案を審議議決し、弾劾裁判所に訴追状を提出するまでの期間が含まれます(「(9)裁判官弾劾手続の流れ」参照)。
(4) 訴追請求状の提出方法等
訴追請求状は、下記の「裁判官訴追委員会」宛てに郵送してください。提出に当たり手数料は不要です。
|
なお、訴追請求状の受領について、通知を希望される方は、訴追請求状を提出する際に110円切手を貼付した返信用封筒を同封してください。
また、記載内容について不明な点などがある場合は、文書にて問合せをさせていただくことがあります。